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退職代行はやめとけと言う理由は?知っておけば後悔しない方法を教えます

退職代行はやめとけと言う理由は?知っておけば後悔しない方法を教えます

本当は即日退職したいのに

「失敗するから退職代行はやめとけと言われた」
「退職代行を使ったら後悔すると聞いた」

周りからこのようなことを聞き、退職代行サービスの利用を迷っている人や失敗を恐れて利用することを諦めている人がいるかもしれません。

本記事では周りの人たちが退職代行はやめとけと言う理由と、退職代行サービスを利用しても後悔しない理由を解説していきます。事前に準備しておきたいことや注意点についても説明していますので、この記事を参考にしていただければ失敗することなく安心して退職代行サービスをご利用いただけるはずです。

 

目次

退職代行はやめとけと周りが言う理由8つ

退職代行はやめとけと周りが言う理由8つ結論からお伝えすると、退職代行はやめとけという話は信じなくても大丈夫です。
これから説明する誤解の要因やネガティブな情報が出てくる理由がわかれば、退職代行サービスの利用を後悔することはありません。まずは、周りが退職代行はやめとけと言う理由について知っておきましょう。

 

退職代行はやめとけと言う理由① 悪質な退職代行事業者が存在するから

ごく一部ですが、悪質な退職代行サービス事業者が存在しています。そのため退職代行はやめとけというイメージが先行しているようです。悪質事業者は料金を支払った後、事業者と連絡が繋がらなくなった、見覚えのない会社から営業の電話がかかってくるようになったなどのトラブルを受けた人もいるため、退職代行サービスを選ぶ際には失敗しないよう注意が必要です。
悪質な退職代行サービス事業者の特徴は、相場よりも異常に安い料金で依頼を受ける、口コミや評判の内容が悪い、もしくは口コミ等の情報が無い事業者は後悔するようなトラブルの原因になる可能性があります。

 

退職代行はやめとけと言う理由② 退職代行の利用には料金が必要だから

退職代行サービスを利用するには料金の支払いが必要です。そのため仕事を辞めるのにお金を使うなんてもったいない。退職代行はやめとけば?と言う人も少なくありません。
しかし、お金を使ってでも退職代行を使いたい理由が合うのが現実であるため、周りの意見を聞きすぎると後悔する場合もあります。

料金の相場は一般企業や労働組合が運営する退職代行サービスは30,000円程、弁護士が運営する退職代行サービスは50,000円以上+退職金や未払い賃金などを請求する際には追加費用が発生する場合もあります。
退職代行に否定的な人からは退職するのに料金が必要なんておかしい、お金がかかる退職代行はやめとけといった意見があるでしょう。

 

退職代行はやめとけと言う理由③ 会社ともめる

基本的に退職代行サービスを利用したからといって会社ともめることはありません。
急に退職の話をされた会社はきっと拒否するだろう、退職を進めるために争いになるだろう、といった根も葉もないイメージが先行したことで「会社ともめて失敗するから退職代行はやめとけ」という発言になった可能性があります。
むしろ退職代行サービス事業者が介入することで、会社側と退職希望者の双方が感情的になることなく話を進めるできるので、会社ともめる確率や失敗するリスクは格段に下がります。退職代行はやめとけという理由にはならないでしょう。

 

退職代行はやめとけと言う理由④ 家族に退職代行を使ったことがバレる

事前に家族に退職代行サービスの利用を伝えておけば問題はないかと思います。そのため家族にバレることは、「退職代行はやめとけ」という理由にはなり得ません。
会社側には退職代行サービスから退職希望者やその家族には連絡しないように、との要望を伝えることが可能です。ほとんどの会社はその要望に従ってくれますが、ほんの一部の会社は直接本人に聞くため、家族に事情を聞くためと理由をつけて連絡をしたいという場合があります。しかし、事前に退職代行サービスに要望を伝えておけば、直接の連絡が難しいことを納得してもらえるよう話を進めてくれます。

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退職代行はやめとけと言う理由⑤ 懲戒、損害賠償の可能性がある

退職代行サービスを利用したとしても懲戒解雇や損害賠償請求の対象になることは、まずありません。
懲戒解雇や損害賠償の対象になるのは、退職前からトラブルを抱えており、既に多額の損害を会社に与えている場合や社内で懲戒解雇に該当する法的トラブルを起こしている場合に限られます。そのため懲戒解雇や損害賠償を理由に「退職代行はやめとけ」というのは単なる脅しのようなものと考えて良いでしょう。

 

退職代行はやめとけと言う理由⑥ 有休消化ができない

退職代行サービスに否定的な人の中には、退職の時に有給休暇を消化できなくなるから退職代行はやめとけと言う人がいます。
しかし有給休暇を申請された場合、会社側は基本的に拒否することはできません。これは法律で定められており、有休消化は労働者の権利になります。そのため、退職代行サービスを経由して有休消化を申し入れても、有休消化できない理由にはなりませんので、有給消化ができなくなるから退職代行はやめとけというのは誤解になります。

 

退職代行はやめとけと言う理由⑦ 退職後の書類がもらえない

退職代行サービスを利用したことで退職後の書類がもらえないから退職代行はやめとけと話す人がいますが、実際にそのようなことはありません。

退職後には源泉徴収票や離職票、健康保険資格喪失証明書などの書類が必要になる場合があります。退職手続き時に書類を要望しておけば、発行でき次第郵送してもらえるものです。ほとんどの書類は退職希望者が発行を求めた場合、会社側には発行する義務が生じます。発行しない場合は違法になったり、労働基準監督署から指導を受けたりする可能性があります。退職代行サービスを利用した際も同様で、会社側に発行義務が生じます。

 

退職代行はやめとけと言う理由⑧ そもそも退職できないリスクがある

退職代行でも会社から退職を拒否されたら退職できないのだから、リスクを背負うくらいなら退職代行はやめとけばよいのではないかと、考える人も少なくありません。

しかし、退職代行サービスは様々な職場環境に合わせて代行を実施するノウハウと、多くの実績をもとに会社側とやり取りをします。退職代行サービスの中には退職成功率100%を維持している退職代行サービスも多く存在しているため、退職できないリスクは極めて小さいといえます。また、リスクを極力減らすには、失敗しないための退職代行サービス選びも重要になります。
退職代行サービスの選び方については以下の記事も参考にしてみてください。
>>日本退職代行協会がおすすめ!退職代行サービスの選び方。

>>即日退職するならココ!おすすめの退職代行2強の特徴と評判を紹介

 

ここまで、周りの人が退職代行はやめとけという理由について紹介してきましたが、理由の③~⑧の内容については、誤解している内容や会社側が損を被る可能性のある内容になっています。会社に引き止める方法の一環として退職代行はやめとけと話す人もいますので、上記の理由を十分把握しておくと、周りの意見に悩むことなく退職代行サービスを利用することができます。

 

失敗しないための事前準備と退職代行サービスの利用方法

失敗しないための事前準備と退職代行サービスの利用方法退職代行サービスを利用する前に、退職にともなって必要なことを明確にしておかなければなりません。ここではどのようなことを事前に決めておかなければならないのか、その内容と注意点について説明します。

 

失敗しないための事前準備① 退職時に要望を明確にしておく

退職をした後や退職代行が完了した後に、有休を消化したいなどの要望を伝えても会社側が受け入れてくれない可能性があります。退職する前であれば「退職代行はやめとけと言う理由⑥」で説明したように有休の消化は可能です。しかし、退職日を過ぎてからの申請は了承されることがほとんどありません。
そのため退職時に要望することは、事前に明確にしておき忘れないように準備しておけば失敗することはありません。自分自身で退職の意思を伝える場合も退職代行サービスを利用する際も同様です。有給消化や退職後に必要な書類の発行など、忘れないように準備をしておきましょう。

 

失敗しないための事前準備② 退職日の希望を決めておく

退職にともなって退職日の希望を決めておかなければなりません。そのためには有給休暇の残日数を確認すること、社会保険をいつまで使用したいか決めておくことが退職日を決めるにあたって必要な情報になります。情報収集が不足してしまい後悔することがないよう気をつけなければなりません。
また、退職代行サービスを利用する際も退職日を決めておかなければ、申し込みをするタイミングを失ってしまい後悔する可能性もあります。

 

失敗しないための事前準備③ 私物を回収しておく

可能であれば退職前に会社に置いてある私物は回収しておくことをおすすめします。なぜなら会社の人は私物の置き場所を細かく把握していないため、郵送してもらいたいと伝ええても対応してくれない、郵送されたが不足しているといったトラブルになる可能性もあります。最悪の場合は紛失トラブルになることもあるため、後悔しないためにも退職日までに私物は回収しておきましょう。
退職代行サービスを利用する時は詳細な情報(品名や数、置き場所など)を伝えることで会社側から郵送してもらえるよう要望を伝えてくれるため安心です。

事前準備については以下の記事も参照してみてください。
>>退職代行の事前準備チェックリスト|トラブルを避ける13項

また、ここでは事前準備の一環として退職代行サービスを利用する際の注意点についても解説します。失敗して後悔しないためにも十分に知っておいて欲しい内容です。

 

退職代行サービスを利用する際の注意点① 料金・追加費用がないか確認しておこう

退職代行事業者によって利用時の料金は異なります。退職代行サービスの料金は30000円~50000円ほどが相場となっていますが、事業者によっては追加費用が発生する場合があります。主には弁護士が運営する退職代行サービスで、未払い賃金や未払い残業代などを請求する、ハラスメントなどの慰謝料を請求する場合、成功報酬として追加費用が請求されます。
そのため、退職代行サービスを依頼する際は全体でいくらかかるのか、相談の段階で十分に確認してから申し込むことで後悔する結果にならずに済むはずです。

 

退職代行サービスを利用する際の注意点② 退職代行の対応可能範囲を確認しておこう

退職時に求める要望は人によって様々です。そのため退職代行サービスの対応可能範囲を確認しておくことで失敗を防ぐことができます。利用料金が安い事業者の中には退職する旨を記載したFAXを会社に送信して終了とする事業者もいるようです。
そのため自分自身が要望する内容を叶えてくれる退職代行サービスを探すことが重要です。後悔しないためにも焦らず、自分に合った退職代行サービスを探しましょう。

 

退職代行サービスを利用する際の注意点③ 雇用形態などを確認しておこう

自分自身の雇用形態によって退職代行サービスを受けられない場合もあるため、失敗しないよう注意が必要です。
主な雇用形態には、正社員、派遣社員、契約社員、パート・アルバイトがあります。その中にも有期雇用、無期雇用に分かれています。特殊な形態としては公務員、嘱託社員など。雇用とは異なりますが業務委託契約で仕事をしている人もいます。
関連する法律も異なるため、退職代行事業者によっては対応できない雇用形態もあります。自分自身の雇用形態に退職代行サービスが対応できるか確認することで後悔することがなくなります。

 

退職代行サービスを正しく選んで失敗や後悔をしない

退職代行サービスを正しく選んで失敗や後悔をしない退職代行サービスは正しく選ぶことで後悔することなく、失敗せずに退職することができます。また、退職時の要望内容によって選ばなければならない退職代行サービスが異なるため、正しい選択方法を知っておくことが重要です。
ここでは、失敗しないための正しい退職代行サービスの選び方について説明します。

 

退職代行サービスの選び方・その1 口コミや評判を見てから選ぶ

退職代行サービスを選ぶ際に最も重要なことは、その退職代行サービスの口コミや評判を確認してから選ぶことです。
そのサービスが安全であるか、失敗することなく退職できるか、利用したことを後悔している人はいないかなど、実際に退職代行サービスを利用した人の体験談を確認すれば、口コミや評判の悪い退職代行サービスを選ばなくて済みます。退職代行サービスの口コミや評判は「退職代行口コミ評判ランキング」を確認してみましょう。

 

退職代行サービスの選び方・その2 サービス内容から選ぶ

退職代行サービスを利用する場合、便利で使い勝手の良いサービスを選びたいものです。
例えば、相談したい時にすぐに返答してく24時間対応の退職代行サービス、クレジットカードや電子決済などの支払い方法が豊富な退職代行サービスは利用しやすいサービスと言えます。
しかし、料金の安いというだけで退職代行サービスを選んでしまうと、

「ちゃんとしたサービスを受けられず後悔した」
「退職に失敗して会社ともめてる」
「退職代行サービスと連絡が途絶えて、選んだ業者を失敗した」

など、失敗や後悔する結果になるケースもあるため情報を収集し、慎重に退職代行サービスを選ぶ必要があります。

 

退職代行サービスの選び方・その3 運営母体から選ぶ

退職代行サービスは主に労働組合、弁護士、民間企業が母体となって運営しています。退職希望者の要望に対応できる範囲が異なるため、それぞれの特徴を理解してから依頼することで、退職代行選びに失敗するリスクを下げることができます。それぞれの特徴については以下のとおりです。

 

①労働組合が運営する退職代行サービス

労働組合が運営する退職代行サービスの特徴は対応範囲の広さとコストパフォーマンスです。労働組合は団体交渉権を保有しているため、非弁行為には該当せず会社側と有給消化の交渉や退職金の請求などを行うことができます。退職代行の料金は3万円前後が相場となっており、退職する際の要望内容に幅広く対応していても費用が抑えられているため、退職代行を依頼しやすい環境が整っています。

 

②弁護士法人が運営する退職代行サービス

弁護士事務所が運営する退職代行サービスで、懲戒解雇や損害賠償請求などの法的トラブルを抱えている場合やハラスメントの慰謝料を請求したい、未払い残業代を対処してほしい場合に依頼することがおすすめです。利用時の基本料金は5万円前後で慰謝料請求の成功により報酬を追加で支払う場合もあります。相場が高めに設定されているため、法的トラブルや法律知識が必要な事案でなければコストが割高になるため、頼んでから後悔する人もいます。

 

③民間企業が運営する退職代行サービス

民間企業の場合は労働組合や弁護士のように交渉権をもっていないため、退職代行時に交渉すると非弁行為に該当する可能性があります。そのため対応範囲は「退職したいという希望を伝えるだけ」になり、会社から退職を拒否された場合は失敗になるリスクもあります。退職時に退職書類を発行してほしい、有休を消化したいなどの交渉が必要な要望がある場合は、労働組合など選ぶと後悔することはないでしょう。

退職代行サービスの選び方に迷った時は以下の記事もご参照ください。
>>退職代行サービスの選び方。日本退職代行協会のおすすめはコレ!

退職代行はお得がいっぱい!利用する際のメリットとは。

退職代行サービスを利用することで得られるメリットがたくさんあります。どのようなメリットがあるか知っておくことで後悔することなく退職代行サービスを利用することができます。ここでは主なメリットを5つ紹介するので参考にしてみてください。

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退職代行サービスのメリット① 職場に行くことなく退職できる

自分自身で退職を申し入れた場合には、退職日まで引き継ぎや残った業務の処理をするために職場に行かなくてはなりません。会社によっては退職を申し入れてから職場の雰囲気が変わり、毎日の出勤が辛いと言う人もいます。
退職代行サービスであれば、代行を実施したその日から出勤する必要がなくなるため、申し入れたことを後悔するような状況にあわずに済むことは大きなメリットです。

 

退職代行サービスのメリット② 会社側の人と会うことなく退職できる

退職代行サービスを利用すれば会社側の人たちと会うことなく退職することが可能です。会いたくない上司や同僚に会うことなく退職できるだけでなく、周りに気を使う必要もなくなるため精神的な負担を軽減して会社を辞めることができます。

 

退職代行サービスのメリット③ 引き止めなどのトラブルを回避できる

「上司に会社を辞めたいと話したら引き止められて退職に失敗した」という話は少なくない事例です。なかには叱責を受けて退職を申し入れたことを後悔している人や異常な量の業務を押し付けられて退職できないようになったという事例まであります。
退職代行サービスであれば代行を実施する日から会社側との接点が無くなるため、失敗や後悔するといったトラブルを回避できるメリットがあります。

 

退職代行サービスのメリット④ 即日退職することができる

メリット②、③と同様に、出社することなく会社側の人間と会うことなく退職することができるため即日退職ができるというのは退職代行サービスにおける大きなメリットです。退職手続きや貸与物の返却に関しても退職代行サービスが確認してくれるため、確認してもらった情報をもとに手続きを進めるだけで済みます。

 

退職代行サービスのメリット⑤ 転職サポートなどのサービスを受けられる

退職代行サービス事業者によっては転職サポートや給付金サポートなどを提供している場合もあります。退職の話を進めながら転職活動を進めることができるため、効率よく次の職場に向かうことができます。

 

まとめ|退職代行サービスを知れば「退職代行はやめとけ」とは言われない

ここまで、退職代行はやめとけと言われて退職代行サービスの利用を迷っている人に向けて「退職代行はやめとけ」と言う理由や失敗しないための退職代行の利用方法、退職代行サービスの正しい選び方、利用する際のメリットについても説明してきた。

結論として退職代行はやめとけと言われても、退職代行サービスを利用して失敗したり後悔したりすることはありません。

むしろ、利用することで得られるメリットも多いことを本記事から理解してもらえたと思います。利用しなかったことで後悔することはあっても、利用したことで後悔することはないでしょう。仕事辞めたいと思ったら後悔なく退職するために退職代行サービスを利用することをおすすめします。

 

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