VISION
『退職代行業界の消費者保護と業界活性化』
MISSION
協会理念
JRAA 日本退職代行協会は、退職代行サービスにおける『消費者保護』と『業界活性化』を主な目的とし、退職代行サービスの認知度向上と退職代行業界全体の健全化を推進させることで、消費者・事業者双方にとって有益な社会環境構築に貢献します。
設立趣意
退職代行サービスは、就業に対して様々な悩みを抱えている人たちの苦痛を解消するだけでなく、劣悪な職場環境にいる就業者を救うことができる素晴らしい便益を提供できるサービスです。
また、消費者だけでなく、退職代行を実施された企業側にとっても職場環境の改善、就業者との接し方を見直す良い機会を得ることができます。
近年、テレビや雑誌など多くのメディアに取り上げられるようになった退職代行サービスですが、注目が集まるとともに新規事業として参入する企業や個人事業主の数も増加の一途をたどっています。
消費者にとっては選択肢が増え、様々なサービスを受けることができるようになりましたが、その一方で質の低下や悪質な事業者の出現が懸念されています。相談した内容と退職代行実施の内容が異なったり、退職完了まで対応せず途中で投げ出すなどのトラブル、退職代行サービスの趣旨や内容を把握せずにサービスを提供している企業や個人事業主も存在しています。中には、金銭だけを取られて退職代行を実施してもらえないといった最悪のケースも発生しています。このままでは退職代行業界全体として悪いイメージが先行し、市場が衰退するだけでなく、市場が消滅しかねない可能性もあります。
このような悪質な退職代行事業者に依頼する人が後を絶たないのは「消費者が良い事業者を判別できる指標がない」「監督や注意喚起をする団体の不在」によるものだと私たちは考えました。
そのため、日本退職代行協会では、今の退職代行業界に必要な「明確な規範による指標」として、審査に合格した優良事業者のみへ付与する「日本退職代行協会認定マーク」を設け、併せて「消費者への情報提供と注意換気」を持続的に行うことで消費者を保護し、安心・安全にサービスを利用していただくこと、また現代社会に合った退職代行サービスを正しい方向に導き、「退職代行業界全体を活性化させること」を目的として発足しました。
成熟していない市場だからこそ退職代行サービスを提供する多くの企業・個人事業主と手を取り合い、健全な業界へと成長させていけるよう、協会として様々な課題に取り組んで参ります。
PURPOSE
日本退職代行協会の目的
1、安心な退職代行事業者が誰でも判別できるようにする
・認証制度を用いて審査を通過した事業者に対して認定マークを付与する。認定マーク有=安心へ
2、退職代行サービスの認知度向上と業界活性化
・退職代行サービスを普及させ、誤解の多い退職代行サービスの正しい理解を促す。業界全体を盛り上げ、活性化させる。
3、悪質な事業者を排除し、退職代行サービス業界全体の衰退を防ぐ
・依頼を途中で投げ出す業者や非弁行為を行うなど、悪質なサービスを提供する業者を取り締り、業界全体の衰退を防ぐ。
退職代行サービス業界に必要なのは明確な規範や基準であると考えます。
日本退職代行協会認定の退職代行事業者には、100以上の検査項目によって厳格かつ公正に調査および審査をしております。
また、認定後であっても、消費者の皆さまから寄せられるご相談や苦情内容によって点数付けをし、継続的にその退職代行事業者への安全性を監視し続けております。
SDGs賛同
日本退職代行協会は、国連サミットにおいて全会一致で採択された「SDGs」に賛同し、豊かで活力のある「誰一人取り残さない」社会を実現するため、一人ひとりの保護と能力強化に焦点を当てた「人間の安全保障」の理念に基づき,「国づくり」と「人づくり」に貢献していきます。
一般社団法人日本退職代行協会におけるSDGs目標
目標8(経済成長と雇用):包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。