日本退職代行協会は、日本初の退職代行サービス業界の協会で「退職代行業界の消費者保護と業界活性化」を最大の目的として発足した組織です。

【若者の就業意向に関する調査】「退職代行」サービス認知度は51.3% そのうち「使ったことがある」「使ってみたい」男性は47.5%

【若者の就業意向に関する調査】「退職代行」サービス認知度は51.3% そのうち「使ったことがある」「使ってみたい」男性は47.5%
多様な働き方の調査研究機関「ツナグ働き方研究所(株式会社ツナググループ・ホールディングス/本社:東京都千代田区/代表取締役社長:米田光宏)」は、17~29歳の若者を対象に、【就業意向に関する調査】を実施しました。そのなかで、近年話題となっている「退職代行」サービスについての結果をとりまとめましたので、ご報告いたします。
※本調査は、「副業について」「離職意向について」聴取も行っており、追ってご報告予定です。

調査結果 トピックス

  1. 「退職代行」サービスの認知度は51.3%
  2. 認知者のうち「退職代行」サービスを「使ったことがある」または「使ってみたい」人は35.9%
  3. 特に男性は47.5%が「使ったことがある」「使ってみたい」と回答

調査結果 概要
「退職代行」という、退職希望者本人ではなく第三者が会社との間を仲介し、代わりに会社に退職の意向を伝えるサービスについて、「知っている」と回答した人は全体の51.3%。うち男性は52.7%、女性は50.7%。ほぼ男女差はなく、約半数が知っているという結果だった*【図1】。

また「退職代行」サービスについて認知している人のうち、「使ったことがある」人は14.8%、「使ってみたい」人は21.2%、計35.9%だった。
そのうち、男性で「使ったことがある」人は23.1%、「使ってみたい」人は24.4%で、計47.4%と約半数近くが回答。女性は「使ったことがある」人は11.2%、「使ってみたい」人は19.7%で、計30.9%という結果だった**【図2】。

「退職代行」サービスが一般化する一因には、企業からの過剰な引き留めがある。空前の人手不足の中、企業からの圧力によって心身を病むような深刻事例もあり、リスクを懸念して代行に駆け込む若者が増えている。しかし一方で、「5万円で煩わしくなく辞めれるならコスパよくない?」と発言する若者もいる。ツナグ働き方研究所では、「退職代行」サービスの急増には、こうした合理的で生産性重視の若者価値観が背景にあると見ている。

*【図1】「退職代行」サービス認知度

 

 

**【図2】「退職代行」サービス利用意向

■調査概要
調査期間:2019/4/20~2019/4/24
調査対象:全国の17~29歳男女・現在の雇用形態が「会社員(正社員)」「会社員(契約社員・派遣社員)」「公務員」
調査方法:インターネットによるアンケート有効回答:499名(男性148名・女性351名)

■ツナグ働き方研究所とは…
アルバイト・パート専門の人材コンサルティング会社、株式会社ツナググループ・ホールディングスを母体とする「多様な働き方」の調査研究機関。少子高齢化による労働力人口の構造変化やIT技術の進化、グローバル化による産業構造変化が加速する中、ますます広がりを見せるアルバイト・パートを中心とした多様な労働市場において、「個人の価値観が尊重される働き方」「現場の人材が最も輝く働き方」「21世紀をリードする多様な働き方」をテーマに、調査・研究・開発に取り組む。

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